野球を愛する者にとってこれは避けて通れない道だと思う。
俺は小学校から高校まで野球をしていてそなりの成果は出した。すると周りの人からよくこんな質問をうける。
「プロ野球どこのファンなの?どの選手が好き?」
俺の答えはいつも「プロ野球あんまり詳しくないんだよね」すると結構えっ?ていう反応をされる。が、分かる人には分かるはずこの気持ち。
プロ野球と高校野球の一番の違い、それは一試合にかける「思い」。
テレビ中継されている甲子園だけでなく、地方予選一回戦からその「思い」は見ている側からでも十分に伝わってくる。負けたら最後、もう二度と同じ仲間と一緒にプレーすることはできない。だから何が何でもこの試合に勝つ。
それでも必ずどちらかは負ける。負けたチームの選手は必ず泣く。
その涙に3年間の思いが詰まっていると思うと、こちらも泣きたくなる。
それと比べてプロ野球はというと、もちろん観客を魅了するグローブ捌きバットコントロール高校生にはとても真似できないものがある。ただそこに彼らほどの「思い」はない。
俺は高校野球が大好きだ。特に甲子園。この3年間「全国一」になるためだけに全ての時間と体力を
注いできたチームの集まり。たった17歳18歳の高校球児に球場約4万人の観客が魅了される。
テレビを見ている全国何万人もの人に感動を与える。
普段ここまで熱く自分がなぜ高校野球しか見ないのかを語ることはないが、今日は特別。
今年無事夏の甲子園も開催されることを心から願っている。
青春だったな〜