セウォル号から7年経って分かったこと

明治大学
大学生になって分かったことがあります。 「部屋で待機していてください。」「動かないでください。」とアナウンスを聞きながら 「廊下に水入ってきたっぽい」と家族に連絡して亡くなった高校生のことが。 船が傾いてる。 でもみんな部屋にいる。 誰も逃げていない。 大丈夫、だってネットはまだ繋がってるじゃないか。 お母さんにメールできるんだもん。 タイタニックじゃあるまいし、こんな2014年に船が沈没するわけないじゃん。 こんな国内の海で、船が沈むはずない。 自分たちを置いて逃げるような船長がいるわけない。 私たち置いて見殺しにする人なんて今時いないでしょ。 きっと、すぐ誰か助けに来てくれる、に決まってる。 当時中学生だった自分はみんななんで逃げなかったんだろうって思ってました。 でもスマホを持ち始めて、ネットがいつでもどこでも使えて、歴史は繰り返されるということを学びながらも謎に現代社会に希望を持っていて、周りと同じように行動すると安心している自分がいることに気づいた時、亡くなった高校生たちがどんな状況でどんなことを考えていたのか、少しだけ想像できた気がしました。 こういう投稿の仕方であっているのかわかりませんが、最近自分が感じたことを書かせてもらいました。
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