しっこのブルブルの本当の理由??
一橋大学
深夜なので、こういう話も。(笑)
トイレでおしっこをした直後、別に寒さを感じたわけでもないのに、体がブルブルと震えてしまうことがありますよね?
これは排尿後、体温より高い尿を体の外に出すことで体温が急激に下がり、体が自動に筋肉を動かして体温を上げようとするからです...って思ってませんでしたか?
でもどうやらこれは単なる理論であり、証拠はないのです。
実はこのおしっこ後の震えが起こる理由はまだ誰も確実に知らないのですが、最近僕は新しい答えが書かれた記事を読みました!
イギリスにあるジェームズ・クック・ユニバーシティ病院の泌尿器科医、サイモン・フルフォード博士はこの反応が動物本来の闘争・逃走反応に由来する反応ではないかと考えている。
フルフォード博士の理論を簡単に説明すると:
1. 尿の排出前後、一時的に血圧が低下する現象が発生する。
2. おしっこをするときに働いている交感神経系(SNS)がこの一時的な血圧低下を感じる
3. 交感神経(SNS)は体の闘争・逃走反応(ストレスのかかる事態に対処するための働き)に関わっているため、この一時的な血圧低下を感じた時には動物が恐怖を感じたときに示すような「闘争・逃走反応」を反応
4. この闘争・逃走反応によって、人は無意識に体を震わせている。
もっと面白いのが『立つ』という姿勢は血圧低下を強めるため、女性よりも男性の方が強く震える傾向があると考えられているらしい!
ちなみに英語ではしっかりと正式名称が post-micturition convulsion syndrome。