中央大学

140円の使い方

10月30日 18:49
バイトが終わってやっと家に帰れる!!とほくほくしながら改札を通ったら、スーツケースと大きなボストンバックを持った老夫婦に声をかけられました。 「タクシー乗り場はどこかわかる?」 全くわからずネット検索。タクシー乗り場がないことがわかったので伝えました。 「呼び出しにはお金がかかるかもしれないけれど、呼びますか?」 「そのほうが安心だわ」 と老婦人。私が電話で応対して、合流場所まで誘導しました。 改札を通ってしまったので、出る際には入場料がかかります。私は婦人のキャリーを右手に持っていたので、迷わず腕時計をかざします。残高が140円減る音。 タクシーを待っている間、学生か尋ねられて、 「大学で法律を学んでいます」 と答えると男性は嬉しそうな表情。名刺をくださって、 「私の名前はJudgeだが、法律家じゃないんだ。ちょっとしたビジネスで東京まで来たんだ。カリフォルニアに来る機会があったら遊びにおいで」 そのあと東京での旅程を聞いていたら、あっという間にタクシーが来てしまいました。 タクシーに乗り込む際に、婦人が 「あなたを応援している。とても親切にありがとう。」 と優しく手を差し伸べてくださいました。2人と握手をして、その先を運転手の方に託します。 車が見えなくなってからもう一度改札を通り、名刺一葉分重くなった鞄を右手に持ち替えます。 お昼に150円のチョコレートを我慢してよかった。10円の黒字です。
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