未亡人が日本を憂いた唄
慶應義塾大学
かくまでも 醜き国に なりたれば 捧げし人の ただに惜しまる
〜このような醜い国になった日本を見ては、命を捧げたあの人の命が惜しいと思うばかりで報われない。〜
これは太平洋戦争で夫を亡くした未亡人が唄ったとされるもので、右翼系政治家として有名な石原慎太郎も引用している。
北朝鮮に同胞を数百と拉致されて殺されておきながら何もできないほど弱く、そして軽蔑される国に成り下がり、国民の多くは我欲に走り中抜きが横行する国となった。このような現状を見てそう思ったのだろう、私も全く同意見であると石原は言う。
太平洋戦争における敗戦は日本人の戦争観を丸ごと変えたのは間違いない。かつて東アジアにいた狂犬は精神的に去勢され、英霊と呼ばれ旅立っていった彼らは無駄死にとなった。
しかし、大日本帝国ほど醜い国も中々ないと思うのである。
軍閥利権のための日中戦争を止められない日本政府、気に入らないことがあるとすぐ暗殺しようとする右翼、責任観念のない官僚による大本営発表による國民への詐称、陸海の争いによる数十万もの餓死者発生、占領地における苛烈な強姦略奪の横行、大局観の全くない政府、自己保身に走った終戦後の陸海の軍人、汚職の横行した明治政府、国のために命を尽くした特攻隊の墓を破壊する国民、独立を謳っておきながら独立させず苛烈な統治を行い占領地で大量の餓死者を出させる軍政、
バターン死の行進、シンガポール華僑大虐殺、ソ連との戦いを放棄して一歩先に逃げる関東軍上層部(結果ソ連による虐殺強姦が横行)、緩衝国家を自ら破壊したり戦略物資の殆どを依存する国と自ら火種ばかりを作り出す稚拙すぎる外交、餓死者も出始める地方、財閥が日本資本の1/3を占める凄まじい格差社会、部下に責任を負わせ処刑させた人間が作戦の神様と呼ばれる日本陸軍という組織、国民を使い捨てる政府上層部、圧倒的国力差のある国へ総力戦を挑んでしまう無能外交、朝鮮人差別の横行、体罰大国大日本帝国
これよりは今の日本はどう考えてもマシだと思うんだけどよっぽど大日本帝国は洗脳がうまかったのかね
絶対に住みたくないけどね