行政書士試験受験同志
明治大学 法学部
行政書士の本試験が今週末に迫って参りました。
私は、昨年、法律系の国家資格が何かしら欲しいという軽い気持ちで臨み、見事撃沈致しました。今週末再チャレンジします。
決して易しい試験ではありませんが、合格すれば、主に民間企業への就職でのアピール材料になりますし、就職後も法務部などの硬派な部署への異動を希望する際の武器になると聞きます。
得られるものは大きいので、受験を予定してる同志は共に闘い抜きましょう。
憲法
昨年は、複数の判例の細かい文言の比較をさせるなど非常に厳しい内容でしたが、今年はその反動である程度標準的な難易度に戻ると期待しています。諦めずに判例読み込みを続けましょう。
行政法
総論では、行政上の強制手段(特に行政代執行法からの出題が濃厚らしい)に要注意との見解。
事件訴訟法では、定番の訴訟要件、訴訟類型選択の正誤問題はマスト。記述では、執行停止の要件が怪しい。
国家賠償法
1条、2条に関連する判例を中心に、3条以降も一通り押さえる。
手続法及び不服審査法
ひたすら条文丸暗記
地方自治法
住民監査請求からの住民訴訟の流れ、訴訟類型、原告適格など要注意
民法
総則からは、時効が記述で怪しい。
その他無権代理なども要注意。
物権からは、近年改正のあった共有分野要注意。
担保物権からは、抵当権に基づく妨害排除請求の要件が記述で怪しい。
債権からは、詐害行為取消権、解除、賃貸借、不法行為責任あたりが特に記述で出そう。
親族法の、改正部分の確認も忘れずに。
商法&会社法
範囲が膨大なわりに5問しか出ず、難易度も高いので、毎年出てる、会社設立の流れについてはマストで暗記。その他は主要論点のみ押さえてあとは流す。
一般知識
行政書士法、戸籍法は得点源。現代文の読解問題も落とさず取りたいところ。
個人情報保護法のメジャー条文を抑え、政治、経済、社会の分野は対策のしようがないので、天に祈る。