人生後悔している医大生の話です
Anonymous
私は大学にあまり友達がいなくて、夏休みもあんまり遊びませんでした。この間22歳の誕生日を迎えましたが、特にやることがなく、1人で街をフラフラしていました。家族はお互いへの思いやりや優しさのかけらがないので、いつも通り不機嫌で接せられました。
彼氏はいたことありません。高校時代の友人に会うと、みんな素敵な出会いがありいいなぁと思いました。もう22になってしまい、若いと呼ばれる大学生の年代を終わりますが、ここまでもっと遊んでおけばよかったなって、いまになって思います。
大学は医学部に入りました。就職難だったので、親の勧めと私の考えで。でも、いま思えば浪人してまでそんなことする必要なかったかもしれない、と思います。だって、女の子はそんな賢さとかよりも、可愛くキャピキャピしている方が大事だと、勉強ってそんないらないということを、この歳になってやっと気がつきました。世の中にはもっと楽しんでおしゃれして彼氏作ってキャピキャピして、女の子として扱われている子がたくさんいますね。高校時代の私は女の幸せなんて全く考えませんでした。
同期が就職していく中、私は変わらない環境の中で学生を続けます。音大とか女子大の友達と話すと羨ましいと思います。私も、もっと女性らしい進路を選べばよかったかな。素敵なファッションブランドに就職する友達、色々な業界に散っていく仲間を見ると羨ましくて、正直たまりません。給料が安定しないから、お嫁さんになりたい、という友達。こういう人たちが結婚できるタイプなんですよね。
医学部医学科と名乗るツラさ、高校時代には分からなかったです。人の命を預かるかもしれない立場の者がすいませんこんなんで。昔は人の命を救いたい、それだけ他の仕事と違う何かを感じて医師になりたいと思っていたんですよ。私なりに勉強頑張りました。
でも女の子として生まれたのに何やってんだろ自分、って思っちゃったんです。この間のお誕生日に。