First Love 初恋 語らせて

中央大学
念願の春休みに入ったので、気になっていた「First Love 初恋」先ほど見終えました。もう本当に感動したし、湧き上がる思いや感想が止まらないのでここで吐かさせてください。なお、この投稿にはネタバレも含むので、未視聴の方は気をつけてください。だた本当に淡く美しい作品なのでぜひ見てね!! -以下ネタバレ含む- なにから話そうと思ったんだけど、まず映像の見せ方が綺麗だと思った。過去のシーンで晴道と也英の大切な思い出のシーンはどこかフィルムで撮ったかのように淡く、スローモーションになっり、光の当たり具合が素敵でした。そして過去→現在という時の流れで二人の話を進めるのではなく、過去と現在を交差させることで、二人のつながりや関係性が話を進めていくにつれて分かっていく構成、それと同時により切なくなっていく構成が良かった。切なすぎて3話から毎回泣いてたと思う😭 私が物語全体を通して思ったのは、也英の息子「綴」の存在と登場する「色」がこの「First Love 初恋」という物語を彩っていると思った。 「なんで綴って付けたの?」「子供ってね、名前を自分で引き寄せるんだって。だから、綴の顔をみた瞬間に決まった」 この何てないセリフが全てを語っていると思った。綴は詩のことが気になる・好きってだけで動いていたかもしれないけど、也英と晴道を結びつけた、文字通り綴ったのは「綴」本人。ちゃんと確認したわけじゃないけど、綴はいつも「青」系統の服を身につけていたと思う。この「青」は同時に也英の色でもある。也英も青い服やマフラーなどを何かしら身につけていた。お気に入りの飴も青色。ただ結婚してから離婚してから青色の服を着なくなった。けど綴が「青色」のカーディガンを送ったことで大きく変わった。 晴道との再会。 この時2人は過去そうであったように青い服を着ていて、ここからまた2人で会う時は青い服を着ていたと思う。ただ元々晴道の色は「赤」だった。妹も家族も親友も赤色の服。晴道が吸っていたタバコにも赤色が入っていた。ただ也英と出会ってから、または再会してから青色の服を着始める。けど也英と過去で別れてから青色の服を着なくなった。 他の色の話は火星探査機と万年筆があると思った。青い星から出発した也英の名前を載せた探査機が、赤い星に向かおうとするが、故障=記憶喪失してしまう、比喩かと感じた。也英が父からもらった万年筆のインクの色も青色で、一話で也英が万年筆を綴のプレゼントとして結局買えなかったのは、試し書きする時に必ず書くはずの晴道の名前を思い出せなかったから。 綴の話に戻ると、綴がいたから晴道と也英に再開できたし、仲を深めることができた。綴のおかげで也英は記憶を思い出した。綴が晴道からもらった「青色」のCDプレイヤー、元は也英のものだったけど二人がファーストキスをした時に聞いていたFirst Loveで也英は記憶を思い出す。ここの満島ひかりの演技が本当に素敵。だんだんと晴道との記憶がフラッシュバックして思い出していく演技を目の動きで表現する。ここのシーン号泣した😭😭 途中まで2人の関係性の謎が多くて???だったり、立教大学許さんと思っていたけど、その絡まった糸が回を重ねるごとに綺麗に解けていくストーリーが本当に良かったです。ただその中で登場人物が下さなきゃいけなかった苦しい選択がすごく切なかった。旺太郎さんの也英のエールも泣いた😭あとは過去の晴道と也英が本当にまっすぐで全力で恋している様子、それを表現している俳優さんが良き…もう初恋はできないけど、初恋のような真っ直ぐで全力な恋をしたいなと思える作品でした。 以上ここまで長い文章にお付き合いいただきありがとうございました。みなさんも何か感想・思うことがあったらコメントで教えてください!!
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