設立:1919年11月 上場:1970年7月
マヨネーズ・ドレッシング部門で国内首位の売り上げ、シェア率を誇る。子会社にはジャムで有名なアヲハタを持つ。市販用のものが42%、業務用が37%、海外に卸している分は13%となっており、海外比率は低い。また、全体の売り上げから見ても13と海外売上比率は低く、今後の課題であると思われる。(2030年ビジョンにこれまで培った食品加工をする技術やより良い品質の商品を生み出す技術などを活かして、国ごとに合った健康的な食文化の創造に貢献、と記載)
ニュース
・海外売り上げは中国では停滞しているものの、東南アジアでは伸びている模様。
・国内の業務用商品はコロナからの反発により回復、一方で市販用の製品が追加値上げやコスト削減を行ったものの、主原料(卵など)・エネルギー価格の高騰がそれを上回り、採算が悪くなっている。
・2022年10月にマヨネーズなどを2~20%再値上げすると共に、現在調子のよい高収益なオイル類、高単価な機能性表示食品などに力を入れる
目指す指針
「おいしさ・やさしさ・ユニークさ」をもって、世界の食と健康に貢献することを目指す。事業活動や社会活動を事業と共に推進し、サラダや卵のおいしさと魅力を世界に届け、健康的な食生活の実現と豊かな創出を目指す。
理念:楽業偕悦→志を同じくする人が、仕事を楽しみ、困難や苦しみを分かち合いながら悦びを共にするという考え
社訓
・道義を重んずること
・創意工夫に努めること
・親を大切にすること
会社としての姿勢
グループ規範を遵守し、お客様をはじめとしたステークホルダーの皆様から最も信頼していただけるように努める
→根底にある考えは「世の中は存外公平なものである」
どのような困難があろうとも「本当に何が正しいのか」という判断基準の元、創意工夫に努め、お世話になった方々への感謝の心を大切にし続けてきた
今後のビジョン
・キューピーブランドを世界へ
・一人一人に寄り添った食のパートナー的存在の確立
・子供の笑顔のサポーター
予想
キューピーの企業研究をする限りこの会社もまた世界に進出していく展望があること、そのために新しいことの進んで挑戦していく人材などが求められていると感じる。また、この会社は社会に貢献というよりかは、今までお世話になった人々への恩返し、支えていく立場という要素が強い。
また、卵を使う商品のバリエーションが豊富であり、なかでもマヨネーズはお客様の味の好みに合う用設計されているものから、どんな人にでも食べてもらえるようなローカロリーに抑えた商品、昨今の現代病(糖尿病や高血圧など)の人にも配慮されたキューピーゼロやキューピーアマニ油マヨネーズなどがある。ひとつの「マヨネーズ」という商品からこれだけ多くのバリエーションの商品を生み出せるのは商品開発力の高さに他ならないと言えるだろう。お客様に寄り添うパートナーとしての存在を目指しているこの会社が、目標だけに留まらず、しっかりと多種多様な商品を開発することで体現していることに共感、なども刺さりやすいのではないかと思う。
※ただ共感した、というだけでは他の就活生と差別化が難しいので、自分のエピソードの中から一人一人に寄り添った行動などをすることの大切さを実感した話などを添えて話すと納得感を持って相手に伝えられると思われる。