設立:2004年3月 上場:2011年9月
AIを利用した企業データ分析やシステム開発を含むコンサルタントおよび販売支援を行なっている会社。主にインターネット上で得た販売データや購買パターン情報を、統計学などを用いた独自の解析技術によって分析している。また、関連ソフトの開発や販売も行っている他、自社・他社製品の提供サービスも手掛けている。
連結事業としてはプロフェッショナルサービスが69、プロダクト31となっている。海外売り上げ比率は不明。だが、実績などを見る限り日系企業のメーカー・商社・it・通信などがクライアントであるため、大多数の売り上げが日系企業であろう。
※プロフェッショナルサービスとは、データ活用の様々なプロが多様な視点からアナリティクスとエンジニアリングスキルを駆使して、最適なデータ活用方法を提案する仕事。プロダクトとは、可視化や効率化、データによる意思決定を日々の業務に落とし込むために、誰もが使いこなせる実用的なプロダクト群で、データ活用の日常化をサポートする仕事のこと。
会社の展望
★データを積極的にビジネスに取り入れる
→現状データの活用率は3%ほどしかなく、97%が未使用なまま放置されている状況である。この未使用のデータを経営資源と捉え積極的に取り入れることが重要。
★変化の時代でデータが巡る経営を
→過去の成功体験をそのまま当てはめられなくなりつつあるこの時代、企業に求められるのは変化への対応である。データ活用を至る所に巡らせることを今後の目的としている。
会社の強み
・分析力
→国内随一のデータサイエンティストを保有しており、蓄積されてきたナレッジで顧客の抱える問題や課題を素早く解決できる
・エンジニア力
→市場No. 1製品を自社開発・提供できる技術力を持っているため、個々の課題に合った解決策を幅広く、フラットに提供することができる
・ビジネス力
→データ活用を支援した企業は業種業界問わず1000社以上も扱っているため、外注先を切り分けず、一気通貫で課題解決に伴走することができる
企業理念
★データ活用の促進を通じて持続可能な社会を作る
企業目的
★息を吸うようにデータが活用される社会作り
求める人物像
・リーダーシップのある人間
→下記の仲間を巻き込んで目標を達成できる人物で記載したように、ここでの仕事はチームで仕事をすることが多い。チームを積極的に率いていくことができると高評価であろう。
・行動力のある人間
→わからないことをすぐ調べる、試しにやってみるなど、思い立ったらすぐ行動することが必要と採用ページにもあったため、この能力がある人は積極的にアピールすると良いかもしれない。
・仲間を巻き込み、目標を達成できる人物
→顧客の方々がどのような課題を抱えているのか、どのような点を改善したいのかを聞き出し、顧客と一丸になって課題解決にあたるため、必要になるのであろう。チームで何か達成したエピソードがある人は積極的にアピールすると良いだろう。
・人の話から要点を聞き出せる人
→上記同様、顧客の方々がどのような課題を抱えているのか、どのような点を改善したいのかを聞き出す必要があるため、以上の能力を持った人物が好まれると予想。
ニュース(2024年春会社四季報参考)
・データコンサル関連は大型案件獲得が進んでおり、好調
・LINEマーケティングツールを軸にプロダクト事業も堅調
・画像生成AIに強いイギリスのベンチャー企業の日本法人と提携開始
予想
22年での採用数は40人ほど、23年では50人で僅かながらも採用数は増えており、今年はさらに募集人数が増えるのではないかと予想。またこの企業を応募しようと考えてる方は新卒からの方がいい。というのも、中途から採用された方はなかなか給料が上がらないとのこと(オーブンワークより)。また、学士からの採用も少ないようであり、現従業員の割合的には修士が非常に多く、学士かつ文系はほぼ受からない可能性が高い。余談だが、残業はポジションによっては固定残業制らしく、採用サイトで記載されている平均残業時間は10時間以上あることは確実であろう。