振られることも自己成長の一環
電気通信大学
今までずっと受け身で行動を起こさなかった自分
去年の夏頃勇気を出して学内の女子に声をかけてみた。意外と好感触。後期に入ってデートに誘った。
終始緊張したけども、何とも言えない甘美な感覚が心に残った。
結局数回目のデートで微妙な対応をとられ、その方とは終了。ボロ泣きの状態で自己分析期間に。
1ヶ月後、心を改めマッチングアプリを始めた。プロフィールやいいねのタイミングなどとにかく工夫をして、何と80人以上の方とマッチした。なんだ、やればできるじゃないかと少しだけ自分を褒めてあげた。その内3人の方とデートし、1人の方とは2回デートに行った。この時も言い表しようのない幸福感で満たされていた。
しかし結果は惨敗。いずれの方とも音信不通になり終了。
何がいけなかったのか、数十ページにわたる自己分析と学内外の友人からのアドバイスから分かるようになってきた。なんて自分はついていないんだと悲観にくれることもできる。だがそれはある種の思考停止だから、なるべく感情を排し分析、また分析…
しかし感情が状況をうまくうまく飲み込めない
振られるというのは、ここまで傷つくことなんだと肌身で感じた。
そう簡単には上手くいかない。周りを見ればすぐに付き合えたという報告をよく耳にする。一瞬羨ましく思ってしまうが、彼らだって彼らなりの分析と努力をしているのだ。まだ試行回数が少ないだけなのに、自暴自棄になって人を恨めしく思うなんてなんて愚かなんだろう。
そんなことを考えて始めてはや半年。未だ恋人はできていないけども、少しずつ違った面で成長してきている気がする。まずは人間的に成長することからなんだろう。
振られる恐怖とちゃんと向き合う。行動する。そして焦らず長い目でものを見る。そんな視点を恋愛を通じて学んだ気がした。