政治家も国民
2021年9月6日 00:49
菅首相が総裁選に出ないというニュースが出て、一つ話題になったのが小泉進次郎環境相の涙の会見。この情報を耳に挟みYouTubeに向かったんだけど、なぜ泣けるのか勉強不足の私にはわからなかった。やはり政治にかける想いは違うというのか。
しかし不覚にもコメント欄を開き爆笑してしまった。コメント欄は基本批判コメが多いが、嘲笑コメントも数多く存在する。以下の写真がその一つだ。これはかの小泉構文を倣って作られたコメントなのだ。自分的にはセンスのあるコメントだなと思ってしまった。(小泉さんが真面目に働いていることを勘案するとかなり失礼なおちょくりコメント)
さて、本題だがYouTubeやヤフコメその他掲示板、そしてSNSを通じて政治家を嘲笑するバカにするコメントがよく見られる。しかし、考えてみるとその政治家たちは国民の中でも優秀と言われる大学を出た優秀と考えられる人たちであり、なによりも(選挙に行っている一部の真面目な)国民が選んだ人たちではないか。政治家を見下すことは国民や自らの選択の価値を下げることに繋がる。この意識が薄い人が多い気がする。つまり今はかなり危うい状態。
スマイルズというイギリスの作家は「政治は国民を映す鏡」だという。つまり、政治が「低レベル」なのは国民のせい。国民が低レベルだということを自覚する必要がある。投票率の低さ。若者をはじめとする政治への無関心。政治だけではなく学問レベルも中国に抜かれ興味あるのはお金儲けとSNSという煌びやかな桃源郷。
現実に希望がないというが、政治に文句を垂れるのであればまずは自らの行動を振り返る必要もある。政治家も1人の国民に過ぎず政治と国民は一心同体である。そんなことをつい最近改めて実感した。やはり私は勉強不足。
政治家は国民の鑑であるべきと勝手に押しつけていたが、まずは自らを磨きよき鏡となることから始めるべきといったところか。(カッコつけてすまん)
