誰かが生きたかった今日かもしれない
私の親友のお母さんはもう長くありません。
それどころかお父さんも余命宣告を受けたそうです。
大学一年生の頃は毎日って言っていいほど遊んでたし、週末はクラブに行ったりオールしたり、
周りと比べてもちょっと派手に遊んでたのね。
でもある日突然、親友のお母さんが体調を崩したらしく病院にいくと受けたのは癌宣告、そして余命半年。
ドラマのような本当の話。
誰よりも明るくて活発で素直で家族思いの子だったからこそ、両親の余命を聞くのは本当に辛かったと思う。それから彼女は遊ぶことをやめて、両親を安心させたいって学業にも恋愛にも向き合うようになったの。
余命半年宣告を受けてからもう2年、彼女のお母さんは今も一生懸命治療を受けています。
そして私の親友は少し早いながらも婚約しました。
お母さんに花嫁姿を見せてあげたいと。
だらだら過ごす1日も、二日酔いでダメにした1日も誰かが生きたかった今日かもしれない。
どんな時間の使い方をしようと自分次第だけど、常に周りに感謝できる人になりたいなって
私の尊敬する親友から学びました。