新入生 二外の選び方

早稲田大学
新1年生の皆さん、どこの大学でもあるけれど、第ニ外国語ってなに選べばいいか全く分からないですよね。。。! そんな皆さんに、2外を2つ取った(スペイン語と中国語)+友人から他の2外について色々聞いた僕から、2外の選び方を各2外の習得のしやすさや、学習環境、有用性の点から提案をします!尚、今回は一般的な2外である、仏、独、露、西、韓、中を念頭においています。 他にもアドバイスや質問があれば、コメント欄にお願いします! 2外への期待3タイプ別に整理したので、参考にしてください! ①2外を習得して、将来使えるようになりたい!アンビシャスな人向け! ②とりあえず楽に単位を取りたい!大多数の大学1年生はこれでしょう笑  ③GPAのために良い成績を取りたい!言語自体には興味はないけど、諸々の事情から成績が必要な人向け! ************* フランス語 ①③の人におすすめ 1.習得のしやすさ これは2外のなかでも1.2を争う難しさです。動詞変化が多いこと、名詞にも男性・女性があること、そして発音が日本人にとって難しいことから、学習にはかなり労力が必要です。。。 2.学習環境 これもまずまずでしょう。同級生でフランス語ができる人はほとんどいないでしょうし、フランス人留学生は多くないので練習の機会も少ないです。ただし、逆にみんあスタート地点が同じなので、勉強さえすれば良い成績は取りやすいと思われるので、③の人におすすめです。 3.有用性 一方で、フランス圏はかなり広いです。フランスとカナダのフランス語圏を始めとして、多くのアフリカの国で公用語になっています。また、UNなどの国際機関の公用語にもフランス語は含まれているので、これができれば将来働ける環境は飛躍的に広がるでしょう。国際的な仕事を視野に入れている、①のような人は極めるつもりならフランス語を選択してもいいでしょう。 ドイツ語 ①③の人へおすすめ 1.習得のしやすさ フランス語と同様、文法、発音ともにとても難しいです。 2.学習環境 フランス語同様です。ドイツ人は日本の大学にちらほら見かけられますが、かれらの英語のレベルは非常に高いので、下手なドイツ語で話すより、英語を使ったほうがよっぽど会話ができます。フランス語と同じように、飛び抜けてできる人や既習者は少ないと思われるので、③の人にはおすすめです。 3.有用性 有用性をとっても、ドイツ語はあまりおすすめしません。。。ドイツ語圏は、ドイツ・スイス・オランダ等ですが、これらの国の人は英語が堪能なので、深い関係を持つ場合以外英語で十分でしょう。ただ、ヨーロッパ圏では、ドイツ語を話せる人は多いので、将来ヨーロッで留学したり、働いたりしたい人は選択肢に入れてもいいでしょう。 ロシア語 敢えて言うなら③の人へおすすめ 1.習得のしやすさ 激ムズです。まずアルファベットから覚えないといけません。発音も日本語とは似ても似つきません。僕のロシア語選択の友達は、すべての勉強時間のうち半分くらいはロシア語に割いていた気がします。 2.学習環境 これも微妙でしょう。ロシア語を話せるクラスメートはほとんどいないでしょうし、ロシア人留学生はかなりレアです。加えて、日本の中ではロシア文化に触れる機会もあまりないでしょう。ただし、上2つと同じ理由で③の人にはおすすめです。 3.有用性 これも、ロシア語はロシアや旧ソビエト国家という日本人とはあまり馴染みのない国でしか使われていないため、あまり高いとは言えません。 スペイン語 ①②③すべての人におすすめ 1.習得のしやすさ 僕はこれを選択していましたが、文法は比較的簡単です。英語の文法+αみたいな感じです。英語と類似の単語も多いです。また何より、発音が日本人にとって簡単なので、ネイティブの先生が言っていることでも聞き取りやすいです。①②の人には嬉しいですね。 2.学習環境 上の三言語と同様、日本の大学ではスペイン語の最適な学習環境が備わっているとは言えないでしょう。しかし、③の人にとっては、頑張れば成績を取れるということになるのでおすすめです。 3.有用性 スペイン語圏は英語圏の次に広いです。南米のブラジル以外とスペイン、またポルトガルでもほぼ通じるみたいです。加えて国際機関における公用語の1つでもあるので、スペイン語ができれば国際的な場では大きな強みでしょう。 中国語 ①の人におすすめ 1.習得のしやすさ 日本人がしやすい勘違いの一つですが、中国語は日本人にとって簡単ではありません。漢字はほぼ日本のそれと一緒ですが、発音はかなり難しいです。先生や同級生が何を言っているのか全然分かりません。僕も2年位くらい国語を学習していますが、ネイティブに対して言いたいことが全く伝わりません。。。 2.学習環境 これに関しては、とても良いでしょう。日本人でも中国語を話せる帰国子女や中国語既習者はちらほらいますし、中国人留学生の比率は全留学生の中でNO.1です。このことから、分からないことがすぐ聞けたり、中国語に触れる機会も作りやすいです。逆に、初めて中国語を学ぶ人にとっては良い成績を取るのは難しいとも言えるため、③の人にはおすすめしません。 3.有用性 言わずもがなですが、中国の経済発展は目まぐるしく、日本の会社に就職する際に中国語ができることは大きな強みになります。さらに、旅行や留学先としても人気の台湾でも中国語が公用語ですので、これを話せれば日常的に便利でしょう。2外習得を目指す①のような人には、もってこいの言語だと思われます。 韓国語  ①②の人におすすめ 1.習得のしやすさ 日本語母語者にとっては、韓国が一番習得しやすいとされています。日本語と韓国語の文法はほぼ同じなため、学習の際は単語を覚えるだけでいいからです。 2.学習環境 また、韓国語のクラスにはたいてい昔から韓国語をやっていたなどで、すでに高いレベルの学生がいるので、モチベーションアップや教えてもらったりするのに良い環境です。さらに日本の大学では、韓国人留学生ははたいてい中国人留学生に次いで多いので、実践的な練習もしやすいでしょう。ドラマなどへのアクセスが簡単なのもアドバンテージの一つです。ただ、逆に韓国語はレベルの高い学生が多いので、相対評価の中でいい成績を取るのは他の2外よりも難しいでしょう。なので③の人は、選択前に考えたほうがいいでしょう。 3.有用性 韓国語の有用性に関しては、高いとは言えないでしょう。。。使用されているのは、朝鮮半島だけですので、、。加えて、韓国人の英語のレベルは高いので、直接コミュニケーションを取る場合は英語でも十分です。しかし、もちろん韓国に関する仕事をする場合は、ローカルな情報を得るために韓国語は必要不可欠です。
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