卒論アンケートの問題点

中央大学 理工学部
Recap
この時期の風物詩の卒論アンケート。元投稿で述べられているデータの偏り云々については、私は許容だと思う。 一学部生が初めての調査でアンケートの偏りなく十分な回答数集めるなんて難しいだろうし、むしろ偏りがあると分った上で考察や批判進められれば十分だと思う。 しかしながら、少なくともDttoで散見されるアンケート調査の問題点は、インフォームド・コンセントがしっかりとされていない気がする。曲がるなりのアンケート調査でも「人を扱った研究」だし、最低限の研究倫理や作法は守るべきだと思う。 以下は私(素人)が思った最低限、調査者が開示することです ①責任の所在を明記 調査者の氏名、所属、連絡先(大学のドメイン付きメールアドレス)、調査者が学生の場合は指導教官の氏名も ②研究概要の説明 どういった背景(先行研究など)があり、どのような目的・手法で研究を行うのかの記載。アンケートの前文に全てを載せるのは長いので、要点だけを述べたものを載せ、リンクなどから研究概要の詳細を見られるようにする ③個人情報の取り扱いについて 得られた回答をどのように処理し、管理するのか。回答結果を公表する場合、どこまで公表するのか(学内までなのかなど)の明示 これくらいはするべきなのではないかというのが私個人の所感です。Dttoで見るものは、申し訳ない程度に書いた②と③しかない気がする。もちろん所属ごとに規則があるならそれに従うのが1番ですが。 逆にこの程度でもちゃんと守れば、立派な研究活動にもなると思う
Like
42
Comment
encourage first comment
Do you have something in mind? Let's post it out and share it with everyone!